旦那です。
宮古島旅行。いえ、沖縄旅行の天敵といえば「台風」ですよね。
我が家も2回ほど台風で旅行をキャンセルしたり、宮古島への乗り継ぎができずに那覇で2日ほど足止めを喰らった経験があります。
9月中旬ごろからはいつ台風が発生してもおかしくないと思った方がいいですね。
(8月の夏休みシーズン後にツアー価格がじゃっかん安くなるのは台風の可能性があるから?)
宮古島での生活中に台風が直撃しました
はい、直撃しました。
その台風の名前は「タリム」2017年の台風18号です。
画像は気象庁HPより
ニュースで繰り返し放送されていたようなので、ちらっと「宮古島・台風」のことを耳にした人も多いのではないでしょうか?
50年に一度の大雨をもたらし、瞬間最大風速は下地空港で観測された50mという、とても強い台風でした。
また、時速15kmと、速度が遅いノロノロ台風でもありました。
そんな台風18号が直撃した宮古島について島民として当時の状況を振り返って見たいと思います。
前日の様子
宮古島では台風の情報が比較的簡単に入手することができます。
コミュニティラジオである、「エフエムみやこ」などでは台風が発生すると割と早めに発生したということを伝えてくれるので、そこからネットなどで詳しい情報を得る流れになります。
今回もそのような流れで「台風が発生した」という第一報を受け取りました。
周囲の様子は比較的落ち着いていて、玄関やベランダに置いてあるものを室内にしまったり、お店などでは飛んで来るものの対策なのかネットを張っている様子も見られました。
台風への備え(9月12日夕方)
当初、台風の進路は石垣島を直撃するようなコースとなっており「宮古島には大きな被害はないだろう」という知り合いの言葉を完全に信じていました。
でも、台風が来るということなので次のような買い出しに行ってきました。(これが大正解)
- 食料品(カップ麺、レトルトカレーなどお湯で調理できるもの)
- 水
- LEDランタン
- 電池式ラジオ
その他には、モバイルバッテリーをフル充電して、窓のサッシに新聞紙を詰めたり、窓が割れた際にガラスが飛び散らないようにガムテープを貼ったりもしましたね。
ちなみに、買い出しに行ったマックスバリューの駐車場は大混雑していました。
でも、物資が不足するような買い占めは起きておらず、いろいろ備えることができました。
台風が接近(9月13日10時半ごろ)
朝から「ビュー」「ゴー」という大きな風の音がしていたのですが10時過ぎたあたりになると、さらに風が強くなってきました。暴風域に入ったのです。
その時間帯に撮影した動画がコチラです。
台風18号が猛威を振るっております。皆さん、外出は控えましょう。#宮古島 #台風 #台風18号 pic.twitter.com/D6kyT6Mw62
— 宮古島ブログ (@miyakojimablog) September 13, 2017
立っていられないほどの風と、痛いほどの雨が容赦無く襲ってきました。
ちなみにこの動画をツイートしたところ、複数のテレビ局さんから動画を番組で使いたいという連絡をもらい、実際に全国で放送されたようです。
停電と情報収集
暴風域に入ってすぐぐらいに10分ほどの短い停電が数回あり、その後完全に停電しました。午前中だったこともあり真っ暗にはなりませんでした。
この時点では、「今日中に復旧するだろう・・・」ぐらいに考えていました。(甘かった)
当然、テレビは使えないので前日に買っておいた乾電池式のラジオをFM76.5に合わせエフエムみやこからの台風情報を入手することができました。
エフエムみやこさんの情報発信は素晴らしく、ラジオだけではなくFacebookページでの情報は本当に頼りになりました。
それに比べて、宮古島市役所のFacebookページの情報発信は酷いものでした。
暴風域に入る前の9:45に投稿があってから約10時間は何も音沙汰なしになりました。
ちなみに、後日知ったことなのですが、頼みの綱となったエフエムみやこさんにもトラブルがあったようです。
13日の夕方あたりからラジオが聞けなくなったので、おかしいなと思っていたのですが、なんと送信用のアンテナが折れた(倒れた?)らしく受信ができない状況に陥ったようなのです。
14日の朝ごろには復活していたので半日以上はラジオからの情報収集ができなかったことになります。
でも、Facebookページでの情報発信は続けられており、非常に頼もしい限りでした。(ネットから情報を得られない人たちは不安だったろうな、とも思いますが^^;)
<続く>
・・・続く予定だったのですが、当時の記憶が曖昧になってしまったので、一旦ここでストップします。
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